衝動的にビッグマフを踏み込み、フロントピックアップのシンラインをかき鳴らす。そこにショートディレイとリバーブを深くかけ、轟音の後の残響に身を任せ、悠々とステージを歩く。自分が世界の中心になった気分になるのだ。特別なことなどはないが、それだ…
嘘をつくより真実を言うことが正当。それがどんなに貧しい真実でも同じなのか、否、贅沢な嘘の方が正当だろう。そして嘘にも存在がある。嘘を言うこともまた真実。嘘が虚であることなどない。嘘もまた一種の真実なのだ。嘘つきは優しいのだ、自分に対して。…
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